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【発砲の瞬間】背後に容疑者の姿・・・安倍元総理が銃で撃たれ亡くなる【奈良】

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炎上
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The moment of the shootingThe suspect seen standing behind the former Prime Minister. Abe shot dead

奈良市内で街頭演説中に男に狙撃され、心肺停止の状態だった自民党の安倍晋三・元総理が、搬送先の病院で死亡しました。
67歳でした。
午前11時半すぎ、安倍元総理は奈良市西大寺東町で街頭演説中、背後から近づいた男に複数発、銃で撃たれました。
安倍元総理は首に2ヵ所、さらに胸に銃弾を受けて、血を流して倒れ、ドクターヘリで、午後0時20分ごろ、奈良県立医科大学付属病院に、搬送されましたが、午後5時03分に死亡が確認されました。
奈良県立医大は午後6時から会見を開き、胸の傷の深さは心臓に達し、救命は厳しい状況だったと説明しました。
警察によりますと、奈良市大宮町に住む職業不詳・山上徹也容疑者(41)が現場の路上で取り押さえられ、午前11時32分に、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
山上容疑者は、粘着テープを巻き付けた自作の銃で安倍元総理を銃撃したとみられ、銃は押収されています。
捜査関係者によりますと、山上容疑者は「自作の銃には、3本の筒が備わり、1本の筒にはそれぞれ6発の弾丸が入っていた」という趣旨の供述をし、「銃は1丁だけでなく複数作り、今年春ごろには完成していた」とも話しているということで、計画的犯行の疑いが強まっています。
山上容疑者の隣に住む男性は、「容疑者のことは知らないけれど、ここ1ヵ月ほど、隣からのこぎりのような音が何回か聞こえてきた。
何か作っているのかなと思っていた」と話しました。
さらに、捜査関係者によりますと山上容疑者は、「殺そうと思って、やった」と容疑を認め、「政治的信条以外の安倍元総理の態度に、不満を持っていた」という趣旨の供述をしているといい、警察が事件の背景や詳しい動機を調べています。
防衛省は、容疑者と同姓同名の人物が2002年から2005年の間、海上自衛隊に在籍していた、と発表しました。
この人物は3年間の任期を終えて、退職。
小銃の取り扱い方を把握し、実弾射撃をする訓練をしていたほか、分解や整備、一部の組み立てもしていたということです。
容疑者と同一人物かどうかは、確認中としています。
自民党奈良県連は午後1時から会見を開き、銃撃当時の状況について、「安倍元総理は午前11時20分ごろ、現場に到着し、11時29分ごろから演説を始めた。
街頭演説の聴衆は数百人ほどだった。
11時31分ごろ、突然、背後から発砲を受けた。
1発目の銃声はものすごい音で、何かが爆発したのではないかと思った。
その後、もう1回大きな音がし、白い煙が出ていた」と説明しました。
目撃情報も相次いで寄せられています。
近くの会社に勤める人によりますと、「安倍元総理が演説中、銃声のような音を聞き、『危ないので避難して』という声が聞こえた。
煙が上がっているのを見た。
SPの男性らに男が取り押さえられた。
男は『おじさん風』だった」ということです。
「男が銃を撃つ瞬間を見た」という女性は、「男は、撃った後も冷静だった」と話しています。
17歳の高校生の女性は「演説が始まって、男が来た。
銃の1発目は音だけで、安倍さんは演説を続けていた。
2発目で倒れ込んだ」「男は5メートルぐらいの距離から、歩きながら構えずに撃っていた」と話しています。
現場は近鉄・大和西大寺駅前で、安倍元総理は選挙応援のため奈良入りし、街頭演説をしていました。
警察庁は事件当時の警備状況について、「現場には、奈良県警と警視庁の警察官がいた。
奈良県警は警備部中心で、警視庁からはSPがいた」「今回は奈良県警が警備の主体」と説明した上で、「選挙警備は急に決まるものなので、人数や配置などを決めるのは難しい面もある。
警備態勢が十分だったか、確認していきたい」との考えを示しました。
一方、総務省は、あさって10日に投開票される参院選のスケジュールに関し、「この事件をもって、参院選の日程を変更することは、法律的に無理」との見解を示しています。
奈良県警は、先ほど午後5時すぎから、山上容疑者の自宅の捜索を始めました。
まず爆発物処理班が容疑者宅の安全を確認し、その後、捜査員が本格的に捜索にあたります。

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