ショート動画を撮影中に、目の前であおり運転が発生。しかも因縁・言い掛かり・いちゃもん・保険金詐欺の可能性あり。
確かにメルセデスベンツCLAの動きはよろしくないが、BMW3シリーズツーリングの対応はやり過ぎだ。
片側3車線の大通りでイエローカットしながらCLAへ停車を要求。この時点で妨害運転罪が成立する可能性がある。さらに窓越しに怒鳴りつけながら降車を要求した。
そしてBMWの運転手から発せられた驚愕のワード。「ホイールガリってんなぁ。」
もう一度映像を見てみよう。BMWがCLAとの衝突を避けるため、右にハンドルを切った瞬間、BMWの右リアタイヤは白線の内側、車体は縁石にぶつかったような挙動は示していない。左へハンドルを切り直した際、右フロントタイヤと縁石の間にはスペースが見受けられる。当然、CLAの右側ボディーとBMWの左側ボディーの接触はない。
私はこの言葉を聞きながら現場を後にするも、CLAのご夫婦に手を差し伸べるべく、再度現場へ戻ることにした。
BMWの運転手とはできれば関わりたくなかったので、CLAの運転手と話せるタイミングを伺った。BMWの運転手は車内、CLAの運転手がこちらへ近寄ってきたので、意を決して協力を申し出た。やはりBMWの運転手は右フロントホイールの損害を申し出ているらしい。言いがかりの可能性が高いので、私から警察に伝えてみると話し、車内へ戻った。
しかしその直後、異変を察知したBMWの運転手が動く。こちらへやって来たのだ。明らかに厳つい風貌、常軌を逸した超攻撃的な交渉。久々の輩対応に怯むと共にパニクった。カメラを向けたら危害を加えられそうなレベルだ。
幸いにもすぐに警察官が臨場。撮影データを見せながら、事故状況を説明。BMW側の因縁の可能性が高いことを示唆するも、愛知県警は聞く耳持たず。喧嘩に発展すると面倒だから、サッサとデータを消して立ち去れと。保険金詐欺の可能性もあるので、再度説明するも明らかに煙たがる。CLAの運転手に撮影データを渡したいと申し出るも、事故証明の発行に撮影データは不要とお門違いな回答を連発。傷がなければ受理もしないから安心しろと。どうせ事故と関係ない傷を認定するのがオチだろう。
そんな不安は見事的中した。結局、CLAの運転手と話させてもらえず、データも渡す事ができず現場を離れることとなった。それでも踵を返し、CLAの運転手とコンタクトが取れないか、1時間ほど待機したが、タイミングが合わず、お話しすることができなかった。
保険会社の担当者がこの動画を観て、損害がないと戦ってくれることを祈るばかりだ。
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