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「地響きみたい」メガソーラー炎上 “水が使えない”なぜ? 消火難航【スーパーJチャンネル】(2024年3月28日)

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 爆発火災が発生しましたが、水を使うことができず、自然鎮火を待つことに。

■“水が使えない”なぜ?消火難航

 激しく燃え盛る炎。27日午後7時ごろ、鹿児島県伊佐市で撮影された映像。

近所の人
「すごかったです。電柱を越えるぐらい煙がすごくて」
「(Q.火の勢いも?)こっちに来るんじゃないかと」

 現場は周囲を田んぼに囲まれたメガソーラー発電所の建物。蓄電池などが設置されていました。近所の人が口をそろえるのが「大きな爆発音を聞いた」ということ。

近所の人
「家の中にいたらドカンと爆発音がした」
「経験したことのない地震というか、地響きみたいな」

 現場で何が起きていたのでしょうか。

通行人からの通報(27日午後6時すぎ)
「煙が出ている」

 通報があったのは午後6時すぎ。4人の消防隊員が現場に駆け付け、建物の外で1人が待機。残る3人が入り口付近で煙を逃がす作業をしていた時に激しい爆発が起きたといいます。

 この爆発で隊員3人が軽傷、1人が中等症のやけどをしました。

元小田原市消防本部 永山政広さん
「何らかの状態で中で発火して、少しくすぶっていた状態が続いていたのじゃないかと思う。新鮮な空気が入ってしまうと燃えやすい状態になってしまうと。バックドラフトと呼ばれる現象に近い状態が起きた可能性も」

 ただ、この火災では水を使った消火活動ができませんでした。消防は「蓄電池に水が掛かると危険なため、自然鎮火を待つことにした」といいます。なぜ、危険なのでしょうか。

元小田原市消防本部 永山政広さん
「どうしても水は電気を伝えやすいものなので、(水を)掛けることによって別の所がショートを起こして爆発的な燃焼を起こしたり、危険な状態になってしまうことになる。もう一つ言えるのが感電の危険があるので、水が隊員の方に流れてきて感電事故を起こしてしまう。二次災害の原因にもなる」

■“水が使えない”火災 どうすれば?

 気になるのは都市部の電気設備で火災が発生した場合です。

元小田原市消防本部 永山政広さん
「(都市部でも)基本的には不用意に放水をできないのは共通。例えばガス系の炭酸ガス、あるいは粉末系の消火薬剤。水を使わないような消火設備もあるので、そういったものを使う方法はある」

 警察と消防は発電所内の電源を落とすなどの安全を確保したうえで、当時の詳しい状況を調べることにしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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